BitMEXの使い方【完全ガイド】買い方・レバレッジ・ショートのやり方等

BitMEX(ビットメックス)の管理画面って普通の取引所と違う所があるので、初心者の方が見た時にちょっとだけ抵抗感があるんですよね。

 

また知らずに取引するとミスってしまう点もあります。ミスが起きないようにしっかりこの記事を確認しておきましょう。

 

買い方や売り方、ショートのやり方、レバレッジの掛け方などBitMEX(ビットメックス)の使い方で迷う部分について徹底解説します。

 

⇒BitMEXの登録方法と二段階認証の設定方法はこちらにまとめています

 

⇒BitMEXのHPはこちら

 

 

BitMEX(ビットメックス)の使い方!管理画面について解説

ビットメックスの管理画面は以下のような構成になっています。

BitMEX(ビットメックス)の管理画面

 

BitMEX(ビットメックス)内の通貨はXBT

始めに伝えておかなければいけないのですが、BitMEX(ビットメックス)内ではビットコインを表すBTCという単位は使われません。

 

XBTという単位を使います。ただしこれはBTCと全く同じ意味を持つので、BitMEX(ビットメックス)ではBTC=XBTと考えて間違いありません。

 

それでは@の注文画面から見ていきましょう。

 

注文画面の解説

注文画面を拡大すると以下のようになっています。

BitMEX(ビットメックス)の注文画面

@注文方法の選択

注文方法は以下の7つです。これらについては後ほど解説します。
「指値、成行、ストップ成行、ストップ指値、トレイリングストップ、利食い成行、利食い指値」

 

Aレバレッジ後の注文の量(USドル換算)

ここに注文量を記入します。気を付けなければいけないのは、USドル換算だという事です。

 

ここに「10000」と記入した場合、10000XBT(BTC)を購入するわけではなく、10000USD分を購入することになります。

 

ちょっと分かりにくいですよね。慣れれば特に違和感は感じないですが、初めて注文するときには他の取引所と違うので変な感覚になると思います。

 

その場合はEの部分を確認しましょう。EにはXBT換算された値が書かれています。

 

またもう一つ重要な点ですが、Aに入力する量はレバレッジをかけた後の数字です。

 

レバレッジ100倍でAに10000と記入した場合、証拠金は100ドルで、注文量は10000ドルという事になります。

 

B注文の価格

これは指値注文の時に出てくる枠です。詳しくは後ほど説明します。

 

通貨の価格がココに入力した数値になったら、注文が実行されます。

 

C売るのか買うのかを選択

FXなので、買いから始めることも、売りから始めることも可能です。

 

緑色の「買い/ロング」を押したら買い注文が、オレンジ色の「売り/ショート」を押したら売り注文が出されます。

 

この後確認画面がでるので、これら緑やオレンジのボタンを押したらすぐに発注されるわけではありません。そこは安心してください。

 

D今回の取引で必要になる証拠金

ここの値をみて、どのくらいの証拠金が必要になるのかを把握しましょう。

 

口座に入れているビットコインがこの証拠金の量を下回ったら、その注文を発注することができません。

 

ここの値は、数量、指値の値、そしてレバレッジによって変わります。

 

証拠金が高くなってしまった場合には、レバレッジを上げる、数量を減らす、指値を変更するなどの対応をしてから発注することになります。

 

Eレバレッジ後の注文量(XBT換算)

先ほども説明しましたが、XBTでどれだけ注文することになるのかはここで確認できます。

 

F口座に入っているビットコインの量

正確には口座に入っているビットコインの中で証拠金して利用できるビットコインの量になります。

 

まだ取引していない段階では「ここの値=口座に入っているビットコインの量」です。

 

すでに注文中であったり、何かのポジションを持っている場合には、口座の中のビットコインがいくらか証拠金として使われていることになりますね。

 

そうなるとここの値は口座に入っているビットコインの量より減っていると思います。

 

レバレッジ変更画面の解説

レバレッジの変更は簡単にできます。

 

以下の赤枠内の〇をマウス右や左にスライドさせることで、1倍から100倍までのレバレッジに変更することができます。(アルトコインは通貨の種類によって最大20倍、50倍など決まっています。)

レバレッジ変更画面

 

また以下の赤枠の鉛筆マークをクリックすれば、レバレッジの値を入力することができます。18倍みたいな細かいレバレッジを設定したい場合はココに入力すれば適用されます。

レバレッジ変更

 

レバレッジを掛け過ぎてでロスカットを食らったらどうなる?

BitMEX(ビットメックス)ではゼロカットシステムが採用されています。

 

どういうことかというと、設定した証拠金以上に損をすることはないという事です。

 

例えば口座に5XBT(BTC)を入れていて、1XBTの証拠金で取引した場合、ロスカットされても損失は1XBTだけです。

 

相場が予想外の方向に大きく動いてしまった場合でも、追証などもないので、無くなるのは証拠金として設定した1BTCだけです。

 

証拠金の量はレバレッジや注文の量、指値の価格などによって決まるので、注文前には証拠金の量をしっかり把握しておきましょう。

 

クロスって何?

レバレッジ変更画面の一番左側に「クロス」と書かれた場所があります。

レバレッジのクロス

 

ここに設定すると、口座に入っているビットコインを全て証拠金として使うという事になります。

 

証拠金の量が大きくなるので、一番ロスカットされにくくなりますが、ロスカットされたときには口座に入っているビットコインを全て失うという事になります。

 

クロスで取引をしていると少額で勝つ確率は上がると思いますが、負ける時に大負けをします。

 

相場ですので本当に想定以上に動くことがあるんですね。そういう場合は、20倍とか30倍のレバレッジで証拠金の量を少なくしておいたほうが、大損しなくて助かります。

 

ですので僕はクロスでの取引は推奨はしません。

 

契約の詳細に関する注意点

契約の詳細の部分で気を付けておく点は1つだけです。

 

以下の赤枠の資金調達率を見てください。

契約の詳細

 

「-0.0057% 2時間後」と書かれていますね。

 

2時間にこの手数料が発生することを意味しています。

 

資金調達率という手数料が発生するタイミングは1日3回あります。日本時間の「5:00、13:00、21:00」です。

 

このタイミングでポジションを持っていたら手数料が発生します。ただし、支払うだけではなく、もらえる可能性もありますので、その仕組みを表にしてみました。

 

手数料が「+」 手数料が「-」
買いポジション/ロング 支払いが発生 貰える
売りポジション/ショート 貰える 支払いが発生

 

「-0.0057%」だと少量なので無視しても構わないレベルですが、「-0.375%〜0.375%」まで広がる可能性があります。

 

BitMEXは現物取引ではありません。通常は現物取引とほぼ同じ値になるのですが、そういう時は資金調達率は低くなります。

 

一方でタイミングによっては現物取引の価格と大き目な乖離が生まれることがあります。そういう場合にBitMEXとしては現物の値に近付けたいんですよね。

 

そんな時に資金調達率の値が大きくなります。乖離した価格を現物価格の方に近付けるポジションは大きな手数料をもらえて、逆に現物価格からさらに乖離させようとするポジションには大きな手数料が発生するようになっています。

 

仕組みはこんな感じで少し難しく感じますが、僕たちがやらなければいけないのは、買いポジションや売りポジションを持つ前にココの資金調達率の値を確認しておくことです。

 

ポジションを持ってすぐ大きな手数料を支払うのは嫌ですよね。確認しておけば、もうちょっと後で購入しようとか、判断しやすくなります。

 

通貨の選択

通貨の選択は以下の部分をクリックする事で簡単に行えます。

通貨の選択

 

最近EOSトークンが追加されて選択できる通貨が7種類になりました。ビットコインの取引量が圧倒的に多いですが、アルトコインも面白いので得意な人はやってみてください。

 

買い板と売り板

買い板と売り板は今現在、指値注文がどれ位入っているのかを見るのに役立ちますね。

買い板と売り板

 

ちょっと画面が小さくて全体像を把握しにくいかと思います。その場合には上の画像の赤枠部分をクリックしたら、もっと広範囲の買い板・売り板を見ることができます。

 

チャート

チャートに関しては言わなくても分かりますね^^

チャート

 

今は3分足ですが、上の画像の赤枠部分で1日足など間隔を変更できます。

 

最近の取引

ここに表示されているのは、実際に売買が完了した取引です。

最近の取引

 

買い板と売り板にはダミーの注文もあって、すぐに引っ込められたりするのですが、「最近の取引」の所に表示されているものは実際に完了した取引なので、相場の勢いを知るときの手助けになります。

 

現在のポジションや注文状態など

現在持っている買いポジションや売りポジションは以下の部分に表示されます。

 

また赤枠のタブをクリックすることで、現在の注文状況や注文履歴などを確認する事ができます。

 

⇒BitMEXのHPはこちら

 

BitMEX(ビットメックス)での買い方と売り方

BitMEX(ビットメックス)では両建てはできない

BitMEXで買いポジションを持った状態で、売り注文をだすと買いポジションが決済される注文になります。
逆に売りポジションを持った状態で、買い注文を出すと買いポジションが決済される注文になります。

 

買いポジションと売りポジションを同時に持つ両建てはBitMEXではできません。

 

BitMEX(ビットメックス)で注文(ロング/ショート)する流れは?

一番初めに通貨を選択し、売るのか買うのかを決めましょう。

 

次にレバレッジを決めないと証拠金などが分からないので、レバレッジを決めます。

 

 

個人的な感覚ですが、100倍や50倍での取引は結構な確率で負けます。というのも仮想通貨はボラ(変動幅)が大きいので、その変動幅に耐えられずロスカットされてしまうからですね。

 

超短期トレードや相当自信がある場合以外は、30倍以下位がイイかなと思います。

 

レバレッジを決めたら、注文方式(指値や成行など)を決め、売買の量と価格を入力します。(成行の場合は価格の入力無し)

 

 

証拠金の量を確認して、問題なければ注文します。「買い/ロング」であれば緑色のボタン、「売り/ショート」であればオレンジ色のボタンです。

 

 

買いポジションを持っていない状態で「売り/ショート」を押せば、売りポジション「ショート」を持つことができます。

 

それでは、7つある注文方法を細かく確認していきましょう。

 

注文方法の詳細

指値と成行の違い

指値注文はある価格で買ったり売ったりしたい時に利用します。価格を指定できるので、自分が想定している価格で売買できます。

 

その代わり、相場がその価格にならなければ売買が成立しないので、いつまでたっても購入できずに機会を逃してしまうというデメリットもあります。

 

成行注文は価格にこだわらず、今すぐ決済する方法です。

 

基本的には今現在の価格で売買が成立するので、ある程度価格は予想できますが、注文ボタンを押す直前に急に相場が大きく動いた場合でも、売買が成立してしまいます。ですので想定外の損をする可能性もあります。

 

指値注文のやり方

指値注文に関しては先ほど例として解説したものの方が詳しいので、簡潔に述べます。

 

@で指値を選択し、Aに数量をUSDベースで入力します。Bには指値の価格を入力し、Cで買いか売りを選択します。

 

緑色の「買い/ロング」をクリックしてみます。

 

@の所に証拠金の量が書かれているので確認します。またAの所にロスカットになる予定の価格が書かれています。

 

これで問題なければ「買い」をクリックします。

 

成行き注文のやり方

成行は価格によらず売買する方法なので、価格を入力する場所はありません。

 

@で成行を選択し、Aに数量をUSDベースで入力します。Bで買いか売りかを選択します。

 

確認画面は指値の時と同じです。

 

ストップ成行注文のやり方

ストップ成行はあるストップ価格(トリガー価格)があって、その価格以上になったら買いの成り行き注文自動で行うという方法です。
また逆にある価格以下になったら売りの成行注文を自動で行うこともできます。

 

たとえばストップ価格を7000ドルに設定して買い注文を出した場合、相場が7000ドル以上になったタイミングで成行の買い注文が発動します。

 

これ以上損をしたくないという時に自分でロスカットを設定する目的で使うことが多いです。

 

ストップ成行で買い注文を行う場合は以下のようにします。ストップ価格は現在の価格よりも高くする必要があります。

 

逆にストップ成行で売り注文をする場合は以下のようになります。ストップ価格は現在の価格よりも低くする必要があります。

 

ストップ指値注文のやり方

ストップ指値はストップ成行の注文が指値になっただけです。注文の所に指値を入れる枠が一つ増えます。

 

ストップ指値で買い注文を出す場合は以下のようになります。@でストップ指値を選択します。Cにストップ価格を入力します。ストップ価格が現在の価格よりも高くする必要があります。Bには買い注文を出すときの指値価格を入力します。

 

以下はストップ指値で売り注文を出す場合です。Cに入れるストップ価格は現在の価格よりも低くする必要があります。Bには売り注文を出すときの指値価格を入力します。

 

トレイリングストップ注文のやり方

トレイリングストップは少しわかりにくいですが、言葉にするとこんな感じです。

この注文を行った後の最大値から一定値下落、または最小値から一定値上昇しときに自動で発注される方法

 

分かりやすく図を使ってみていきましょう。

 

10000ドル分の買いポジションを持っていて、トレイリングストップで売り注文を出したい時には以下のようにします。

 

トレイル値をマイナスにしておくと、売り注文になります。上の画像ではトレイル値を-100にしています。以下トレイル値が「-100」として解説します。

 

注文後に相場が下落していった場合、注文時よりも-100ドル下落した時点で売り注文が出されます。

 

お気づきかもしれませんが、これだとストップ成行で売り注文を出したのと同じです。

 

違うのはココからです。

 

逆に相場がプラスの方に動いたとしましょう。6500ドルから6800ドルまで上昇して、その後6700ドルになったとします。注文後の最大値から100ドル下落した時点で売り注文が出されますので、6700ドルで売り注文が出されることになります。

 

このようにマイナスになったときのリスクを減らしながら、上昇したときにもうまく利益を確保していくという方法がトレイリングストップなのです。

 

トレイリングストップで買い注文を出したい場合は、以下のようにトレイル値をプラスで入力します。

 

その他考え方は売り注文の逆で考えてもらえばOKです。

 

利食い成行注文のやり方

利食い成行はストップ成行と全く逆の考え方になります。

 

利食い成行の買い注文は、あるトリガー価格があって、その価格以下になったら買いの成り行き注文自動で行われます。
また逆にある価格以上になったら売りの成行注文を自動で行うこともできます。

 

これは利益を確定するときに使われることが多いです。

 

利食い成行で買い注文を出す場合は以下のようにします。トリガー価格は現在値より低くする必要があります。

 

利食い成行で売り注文を出す場合は以下のようにします。トリガー価格は現在値より高くする必要があります。

 

利食い指値注文のやり方

利食い指値は利食い成行の指値バージョンですね。

 

利食い指値で買い注文を出す場合は以下のようにします。トリガー価格は現在値より低くします。

 

利食い指値で売り注文を出す場合は以下の流れになります。トリガー価格は現在値より高くします。

 

まとめ

BitMEXの使い方について全てまとめてみました。

 

注文方式については沢山あって分かりにくい部分もあるかもしれませんが、指値と成行だけ分かっていれば何とかなります。

 

まずは少量の取引で慣れる所からやってみて下さい。

 

⇒BitMEXの登録方法と二段階認証の設定方法はこちらにまとめています

 

⇒BitMEXのHPはこちら